(目的) 障害者のIT支援関係を担当する区市町村職員、障害福祉センター、障害者就労支援センター等の地域支援者などを対象に、 障害者IT支援のための研修を開催し、区市町村(地域)での障害者のIT利活用のための基盤を整備する。 ○研修開催日時、場所 (1)開催日 《第1期》平成28年10月17日〜平成28年12月22日 《第2期》平成29年1月10日〜平成29年3月17日 火曜日又は金曜日(祝日、年末年始は除く)のうち、受講を希望する区市町村が指定する日 (2)時間 午前(9時半から12時まで)又は午後(2時から4時半まで)のいずれか (3)場所 原則として、受講を希望する区市町村が指定する会場 ○対象と受講人数 (1)障害者のIT支援関連を担当する(可能性のある)東京都内の区市町村の職員 (2)障害者のIT支援関連を担当する(可能性のある)東京都内の地域支援者 (障害者福祉センター、就労支援センター、福祉施設の職員などの現場スタッフ) 5つのコースから、希望するコースを選択。定員は1区市町村10名程度。 ○特徴 ★タブレットやスマートフォンなど身近な機器で実現できる技術を中心に、実機体験を含め現場対応力を高める。 ★全てのコースに資料(書性、WEB等)や都内のリソース(企業、支援団体、機関等)を配布。業務で活用できる便利な保存資料に。 ○研修内容 受講を希望する区市町村が、以下のコースから一つを選択する。 ●コミュニケーションを支える コース ●意思伝達を支える コース ●操作困難を支える コース ●見えない、見えづらいを支える コース ●理解、認知、記憶を支える コース |
コース | 概要 | コースの活用 | 主に対象となる障害特性 |
コミュニケーションを支える | コミュニケーション障害をカバーする会話補助的な支援技術(意思伝達装置を除く) | コミュニケーションが困難になっている方の支援を、道具を通して考えるコース。 タブレットやスマホの最新情報を知り、アプリの利用によっては支援機器となりうることを知る。 |
聴覚障害・発達障害・言語障害等、会話の補完が必要な方 |
意思伝達を支える | 意思の表出が困難な方のための意思伝達を中心とした支援技術 | 意思伝達が困難になっている方の支援を、道具を通して考えるコース。 自宅あるいは病院等で、生活のステップを支えていく際の資料ともなる。 |
ALS、脳血管障害の後遺症等の、意思伝達、意思表出が難しい方 |
操作困難を支える | 物理的な操作に困難さをかかえるケースでの支援技術 | 肢体不自由の方の困難さをケース別に考え、道具を通して支援技術を考えるコース。 Windowsやスマートフォン・タブレットが基本機能として持っているアクセシビリティを学び、操作特性を実機体験で知る。 就労支援の現場への情報提供にも。 |
上肢障害(肢体不自由) |
見えない、見えづらいを支える | 視覚的な困難さをかかえるケースでの支援技術 | 弱視や全盲の方の情報利用の困難さを実機体験を通して知り、支援を考えるコース。 Windowsやスマートフォン・タブレットが基本機能として持っているアクセシビリティや、専用ソフトなどを学ぶ。 |
視覚障害(全盲、弱視等) |
理解、認知、記憶を支える | 障害や疾病により、理解や認知、、記憶等に困難さをかかえるケースの支援技術 | 最新のテクノロジーだけでなく、アナログな道具見直し、個別の困難さの解決を考えるコース。 活用事例を知り、地域で困難を抱える方への情報提供に。 |
発達障害、高次脳機能障害、知的障害、失語症等 |
(受講料)無料 (申込方法) 受講を希望する市区町村と東京都障害者IT地域支援センターとで、研修日時、場所、受講コース、受講者等を事前に電話調整の上、 別紙 「平成28年度障害者のIT支援者養成研修(出張型)受講申込書」をFAXにより申し込む。 → 施設の現場スタッフ様など地域支援者の方が受講を希望されるケースでは、 まず区市町村の障害福祉課にご連絡下さい。 東京都障害者IT地域支援センターとの窓口は、所在地の区市町村の障害福祉課となります。 ご不明の際は、下記の問い合わせ先にご相談下さい。 (申込先及び問い合わせ先) 東京都障害者IT地域支援センター 【所在地】〒112−0006 文京区小日向4−1−6 東京都社会福祉保健医療研修センター1階 ※講習会場は3階303演習室 【電 話】 03−6682−6308 【FAX】 03−6686−1277 |